来年度から新しい標準服へ変わります
2025年1月17日 20時00分船木中学校では、校内校則検討委員会に現在の服装や持ち物等について話し合う「服装規定検討委員会」を立ち上げ、学校運営協議会や保護者、教員の代表者が何度も話合いを行ってきました。その話合いの中で、令和7年度に入学する生徒から、新しい標準服を導入することとなりました。
決定に至るまでには、各制服メーカーの方々には何度も案を出していただき、新しい標準服の候補をまとめました。そして新しい標準服モデルの選定に際しては、現在登校している船木中生からアンケート調査で意見を集約し、結果、キャメル系標準服モデルが多数の票を集めました。
新しい標準服の特色としては、ジェンダーの視点から、上着とネクタイは男女とも同じものを使用します。また、スラックスかスカートかも個人の判断で選ぶことができるようになっています。生地はストレッチ性に優れたうえに消臭力や撥水機能等にもすぐれており、型崩れしにくい、しわになりにくいのも特徴です。物価が高騰している昨今ですが、現行の制服よりは安価となり、手入れがしやすいなどのメリットが多くあります。
新しい標準服は、令和7年4月から着用を開始し、令和9年度からは全校生徒が新しい標準服に移行することとなります。(なお、販売は2月から、採寸は1月から、指定販売店で行うことができます。)2025年度から、新たな標準服で新たな船木中学校の歴史が始まります。今後とも御支援、御鞭撻の程、よろしくお願いします。
LINEみらい財団による情報モラルのワークショップを開催しました
2025年1月10日 18時05分令和7年1月10日(金)全クラスで、LINEみらい財団による情報モラルのワークショップが開催され、スマートフォンをつかったトラブルを回避するために、どのようにすればよいかを学習しました。①「イヤだな」と感じる言葉を選ぶことにより、人によって「イヤだ」と感じる言葉は違う、人によって同じ言葉でも感じ方は違うということを学びました。②友達から届いた「おもしろいね」というメッセージについて、文字だけのやりとりでは気持ちがわかりにくく、伝わりにくい。また、ことばだけでなく、イラストも人によってとらえ方や感じ方がちがうということを学びました。このようなワークショップを班単位で行い、「楽しいコミュニケーション」をしていくには、どんなことを考えればよいかについて考えました。
班単位の活動の中で、考えることができて有意義でした。今日の学習をきっかけにSNSの使い方についても考えていきたいですね。
3学期始業式、生徒会旧役員表彰、生徒会新役員任命式をリモートで行いました
2025年1月8日 15時00分令和7年1月8日(水)インフルエンザが流行っているので、リモートで3学期始業式、生徒会旧役員表彰、生徒会新役員任命式を行いました。学校での学びの意義を考えながら、令和7年を充実した年にしましょう。3年生の生徒会旧役員の皆さんご苦労様でした。昨年度も船木中学校生徒会のよき伝統が引き継がれたと確信しています。中学生活の最後に向けて有終の美を飾ってください。2年生の生徒会新役員の皆さん、リーダーシップを発揮して生徒会全体を盛り上げていけるように、そのためにも一人一人の意見を大切するしくみを活用して、みんなの生徒会を作り上げましょう。期待しています。
三島神社に絵馬を奉納しました
2025年1月2日 14時55分平成27年から続いている校区にある三島神社への絵馬の奉納を、今年も有志3名が見事に描き上げて、宮司さんにお渡しすることができました。現在、境内に掲示していただいています。機会を作ってご覧ください。
早々に賀状をいただきありがとうございました
2025年1月1日 15時24分各位から早々に賀状をいただきました。誠にありがとうございました。
新年あけましておめでとうございます
2025年1月1日 00時00分令和7年1月1日水曜日 新年あけましておめでとうございます。本年も船木中学校をよろしくお願いします。
アンサンブルコンテストに参加しました
2024年12月26日 17時58分令和6年12月26日(木)土居文化会館ユーホールで開催された全日本アンサンブルコンテスト愛媛県大会東予東地区予選に、音楽部の8名が「管打8重奏 三日月のシャンソン」という楽曲を演奏して参加しました。そして45グループが参加の中、銀賞を受賞しました。この経験を活かして更なるレベルアップを期待しています。御苦労様でした。
みんなで学び合い学習会に参加しました
2024年12月26日 12時52分令和6年12月26日(木)今日と明日の二日間、公民館で行われるみんなで学び合い学習会に有志が参加しました。公民館の図書室で学び合う活動を通して、望ましい人間関係の育成をねらいとしています。関係者の皆様、二日間、よろしくお願いします。
二学期終業式を行いました
2024年12月25日 13時19分令和6年12月25日(水)二学期終業式を行いました。式辞は以下の通りです。
とうとう、2学期も終わります。そして、もうすぐ、2024年も終わり、2025年が始まります。
2024年さまざまな行事が船木中学校ではありましたが、私の心に残っているのは、東京大学大学院教授の星加良司先生に来校いただき、「多様性の時代を生きるヒント」というテーマで講演いただいたことです。
講演内容を愛媛新聞の記事を基にもう一度振り返ると、先生は「SDGsのキーワードの一つである「包摂性」(インクルージョン-包み込んで生かすこと-)を取り上げ、障がい者や性的少数者、女性を、まだ包み込んで生かしきれていないこと、現在の社会は集団としてまとまりがないことを指摘されました。そして、「知らず知らずのうちに、社会の制度やルール、考え方は多数派に偏ってできあがってしまう」と述べました。そういうことを理解した上で、「一人ひとりの権利を守るための工夫を考え、自分たちが集団としてまとまることが必要だ」と呼びかけられました。
この講演で、「違いを認めて受け入れるだけではダメなんだ。」「受け入れた人が活躍できる環境がなければ意味が無いんだ。」ということがわかりました。そして、「違いを尊重し、互いを活かすことでみんながまとまる状態」が多様な人が生きやすい社会であることがわかりました。
それでは、「違いを尊重し、互いを活かしてみんながまとまる」ためには、どのように行動すれば良いのでしょうか。
18世紀のフランスを代表する啓蒙思想家であるヴォルテールは、その著作『寛容論』でこのように書いています。
「互いの知識を持ち寄り、互いに許し合わなければならない。たった一人の者が見解を異にしたとしてもこの者を多めに見なければならない。」
また、ヴォルテールは「人の心は、その顔以上に千差万別だ」とも言っています。私たちには人の心は見えないので、人の心が多様であり、個性があることをついつい見過ごすことになります。
ここでいう「個性」とは、その人固有の「持ち味」といえるものです。
個性尊重とは、この「持ち味」を互いに尊重することであり、持ち味を生かしつつ、その人なりに深めることが求められます。
そこで私は、これまで以上に、一人ひとりの持ち味を認めていきたいと思いました。
しかし、個性の尊重だけでは、「互いを活かしてみんながまとまる」ことはできません。
「互いを活かしてみんながまとまる」ためには、集団を大切にすること、いわゆる「人のつながり」を大切にすることが大事です。
だから、私は、個性を尊重する集団と、集団を尊重する個性の両方を高めていきたいと思います。
滋賀県出身で愛媛県の大洲藩で先生をしていた中江藤樹は、この個性と集団の両立の様子を、人間の心の喜びに例えて、「『持ち味』と『つながり』が心の本体である『よろこび』を生む」と述べています。
中江藤樹の考えはまさしく、「違いを尊重し、互いを活かすことでみんなが活性化している状態」いわゆる「多様性に加え包摂性をプラスする考え方」を示しているのです。
なお、3年生の皆さんの考えは、学年室前の掲示で紹介していますので、他の人の考え方を参考にさらに考えを深めてください。
さて、3年生の皆さんにとっては、船木中生としての生活も残りわずかです。また、進路の実現を図るためにも、この冬休みは、とても大切な時です。自分の将来のためにも、正月だからとのんびり構えるのでなく、自分に厳しい実りある休みにしてください。心から応援しています。
また、1,2年生の皆さんも、令和7年を前向きに生きるための目標を立てましょう。そして、令和7年を充実した一年にしましょう。
最後に、新年2025年が、全校生徒のみんなにとって良い年になることを心から祈り、2学期終業式の式辞とします。
十二月二十五日