総合的な学習の時間に、3年生を対象に「租税教室」を行いました。新居浜税務署よりお二人の講師をお招きし、税についてのお話を聞きました。
学校にも税金が使われているという話のなかで、「プールをつくるには1億円かかります」ときいた途端、驚きのどよめきがおきました。身近な公共のものも、社会全体から集めている税が使われていること、公共のものはみんなの、自分の財産であり大切にしなければならないことを再認識できました。
グループでの話し合いや身近なものを話題にするなど、お話も大変聞きやすく、3年生も興味深く税について知ることができました。



今日の給食は、「濃醤(こくしょう)」が提供されました。
「濃醤」は、新居浜の大島に伝わる濃い目の味付けをした味噌汁です。

大島では、大勢の人が集まるときにつくっていました。身近な野菜をコトコト煮込んでいる間に、ワイワイと集まった人たちが語り合っていたそうです。
「濃醤」は米のとぎ汁とすりつぶした大豆、干し大根をいれるのがポイントで、煮れば煮るほど、米のとぎ汁と大豆の旨みでコクが深まり、干し大根の甘みが引き立ちます。仕上げに砂糖を加えます。
今では、作り方を知っている人も少なくなってしまっているそうで、給食を通して、引き継ぎたい新居浜の郷土料理が紹介されています。
今日の「濃醤」は食べやすいように里芋や鶏肉、厚揚げを加えるなどアレンジがされていました。
ご家庭でも、お子さんと一緒に「わが家の濃醤」を作ってみませんか?