文化発表会を開催しました
2024年11月22日 15時43分令和6年11月22日(金)船木中学校は終日、文化発表会を行いました。まず、各学年の合唱発表が行われました。どの学年もHarmony(ハーモニー)を感じる良い合唱でした。続いて、茶道部と華道部の舞台発表がありました。日頃、活動の様子がわからない分、新たな発見がある発表でした。
11時からは東京大学大学院教育学研究科バリアフリー教育開発センター教授の星加良司博士をお招きして「多様性の時代を生きるヒント」という演題でお話をしていただきました。現在の社会構造を説明していただき、その中で多様な人が生きやすい社会に必要なヒント、具体的にはSDGsの5つの主要原則にある「だれ一人取り残さない」という考え方である「包括性」をあげ、意見の強いマジョリティではなく、意見の弱いマイノリティの権利を守り、互いの違いを認め合い、一人一人の権利を守る仕組みを考えることが必要であることをお話しされました。
また、中学校時代に全国中学校英語弁論大会で第一席をとったスピーチ「I Want to Live In Harmony」(ともに生きたい)を披露していただきました。30年以上の月日を経て、中学時代のスピーチを披露していただきありがとうございました。
午後からは特技発表と船木和太鼓クラブの演奏を聞きました。美しさもあり、学びもあり、楽しさもあり、充実した秋の一日でした。
いよいよ二学期も終盤となります。体調に気を付けて、今年、令和6年の締めくくりをしましょう。生徒会役員の皆さんをはじめ、今日の行事の準備や運営に携わってくださった皆さん、ご苦労様でした。