令和6年11月23日(土)リーガロイヤルホテル新居浜で開催された第80回日本ユネスコ運動全国大会in新居浜で、船木中学校生徒会を代表して、生徒会長の西山心音さんと副会長の渡辺小絢さんが、船木中学校のESD活動の一つであるニホンイシガメの保全活動について実践発表を行いました。タイトルは「地域の自然環境に焦点を当てた環境保全活動~「かわいい」は残せる~」です。2017年から継続して行ってきたこの活動を中学校3年間を通して行っている様子をプレゼンテーションソフトを使ってわかりやすく発表しました。発表途中、会場から温かい拍手をいただいたり、和やかな雰囲気の中で立派に発表できました。全国各地から新居浜にいらっしゃった皆様にも、「ESD(持続可能な開発のための教育)学びの場からの発信」として取組を披露できたことと思います。
現在、エコツーリズムの問題が世界中で起こっていますが、その問題を克服すべく取り組んでいる船木中の取組がさらに広がってほしいと思います。発表者とご指導いただいた先生方、誠にありがとうございました。

令和6年11月22日(金)船木中学校は終日、文化発表会を行いました。まず、各学年の合唱発表が行われました。どの学年もHarmony(ハーモニー)を感じる良い合唱でした。続いて、茶道部と華道部の舞台発表がありました。日頃、活動の様子がわからない分、新たな発見がある発表でした。

11時からは東京大学大学院教育学研究科バリアフリー教育開発センター教授の星加良司博士をお招きして「多様性の時代を生きるヒント」という演題でお話をしていただきました。現在の社会構造を説明していただき、その中で多様な人が生きやすい社会に必要なヒント、具体的にはSDGsの5つの主要原則にある「だれ一人取り残さない」という考え方である「包括性」をあげ、意見の強いマジョリティではなく、意見の弱いマイノリティの権利を守り、互いの違いを認め合い、一人一人の権利を守る仕組みを考えることが必要であることをお話しされました。
また、中学校時代に全国中学校英語弁論大会で第一席をとったスピーチ「I Want to Live In Harmony」(ともに生きたい)を披露していただきました。30年以上の月日を経て、中学時代のスピーチを披露していただきありがとうございました。

午後からは特技発表と船木和太鼓クラブの演奏を聞きました。美しさもあり、学びもあり、楽しさもあり、充実した秋の一日でした。
いよいよ二学期も終盤となります。体調に気を付けて、今年、令和6年の締めくくりをしましょう。生徒会役員の皆さんをはじめ、今日の行事の準備や運営に携わってくださった皆さん、ご苦労様でした。

令和6年11月21日(木)えひめいじめSTOP!ディPlusに参加し、いじめについて考えました。県下の小学校6年生と中学校1年生がオンラインで繋ぎ、みんなでいじめについて考える取組です。船木中学校の1年生もいじめについて真剣に考えることができました。今日の活動で身についた実践力を実践していきましょう。
