「清掃」を通して
2020年5月27日 13時39分以前は、生徒が担当していたトイレ清掃は、現在、感染予防の観点から、教員が行っています。
トイレ清掃は、各場所を生徒2名が担当していますが、清掃時間の10分間できれいにできます。担当した当初は、役割分担や、掃除の流れがうまく掴めず、上手にはできませんが日を追うごとに上手くなります。中には、「こういうポスターを掲示したら、みんなもっときれいに使ってくれるのではないですか。」「こんな道具はありませんか。」と自分の分担場所をよりきれにしようという工夫を提案する生徒もいます。
清掃は、誰もが持っている、他の人の役に立ちたいという気持ちを形にできるだけでなく、道具をどのように使えばよいかを発見したり、どのように分担すればスムーズにできるかというマネジメントの力も養うことができます。これらのことは、授業でだけで身に付けることは難しい、社会でより良く生きていくために必要な力です。
学年の先生に対して、「朝、いつも、学校の周りのゴミを拾い、きれいにしてくれてありがとうございました。」と感謝の言葉と共に卒業していった生徒がいました。船木中生は、清掃をしている人が持っている、「他の人に役立とう」、という気持ちを大切にできる生徒です。