2学期終業式を行いました。
2023年12月25日 09時02分
令和5年12月25日(月)体育館に全校生徒が参集し、2学期終業式が行われました。
校長講話では、5年前、神野康一校長先生の講話にあった、「船中プライド」について紹介されました。当時、校長先生は全校生徒に「船木中が他の人から馬鹿にされたり、軽く見られたりするのは、許せない。だから、みんなで船木中を誇れる学校にしよう」と呼び掛けられ、船中生としての誇りを「船中プライド」と名付けようとおっしゃいました。そして、この「船中プライド」は、次の3つの基準で測ることができると言われました。3つの基準とは次の3つです。
① 一つ目は、「船中生は、校訓「不屈」の教えを守れているか」
「勉学の困難に屈しません、不正の圧力や誘惑の力に屈しません。鍛錬の厳しさに屈しません。」という不屈の教えは、これまでの船木中卒業生すべての人たちの心の支えです。卒業生ならみんなが知っている言葉です。これを知らずして、船中生としての誇りを語ることはできないでしょう。勉強のしんどさや部活動の練習のしんどさから逃げたりしてはならないのです。
② 二つ目は、「船中生は、正義を貫く集団か」です。
間違ったことをしている人が、当たり前のように校内を堂々と歩いていたのでは、それは正義を貫く集団とは言えません。それは間違っているから駄目だよ。と注意し合える集団でなければなりません。もしも、いじめられている人がいて、それを見て見ぬふりをする人いっぱいいるような集団なら、皆さんも学校のことを誇りに思えないでしょう。ましてや、いじめられている子は、船木中を誇りに思えたりするはずがありません。
③ 三つ目は、「船中生は、地域の人たちに認められ、愛されているか」です。
みんなも、船中生が、地域の人に褒められたりしているのを聞くとうれしいと思うでしょう。やっぱり、みんなから愛される学校なら、船中生でよかったと思うでしょう。逆に地域の人から注意ばかりを受けて、船中生には困ったものだなんて言われたら、誇りには、とても思えません。「ボランティアにもたくさんの人が来てくれるので、本当に助かるよ。ありがとう。」なんていわれたら、船中生でよかったなあと思えるはずです。
今再び、「船中プライド」という言葉をかみしめ、令和5年を振り返り、令和6年に志を立てましょう。そして、この3つの基準を心に据えて、一人一人が船中生でよかったいえるように頑張りましょう。良いお年をお迎えください。