「船木校区の自然環境について学ぶフィールドワーク」を行いました

2022年7月28日 09時44分

 令和4年7月27日(水)「船木校区の自然環境について学ぶフィールドワーク」を行いました。この活動は、船木中のESD活動における環境学習の中にある「ニホンイシガメが住んでいる川について知ろう」というフィールドワークのことで、平成29年から続いている活動です。

 フィールドワークを行う場所は校区北部にある真谷川と船木長野地区農業用ため池(通称:きた池)で行う予定でしたが、雨天で雷注意報が発令したため、会場を船木中学校武道場に変更して実施しました。

 船中生は参加を希望した2年生6名が、講師として来校いただいた北本圭一様が代表される愛媛県立とべ動物園の皆さんや、作業環境測定士である畠中誉博様が代表される住鉱テクノリサーチの皆さんから、水生生物のレクチャーを受ける形式で学習しました。

  

 急遽、武道場での学習になりました。ケーブルテレビがニュース取材をしていただきました。

 実際にフィールドワークができないため、事前にとべ動物園の皆さんや住鉱テクノリサーチの皆さんが真谷川ときた池に行って水生生物を採集して船木中学校に持ち込んでいただいて、実際の水生生物に触れたり観察したりしながら講義をしていただきました。日頃から水生生物への興味・関心が高い参加した船中生の皆さんは積極的に学習に取り組めたようです。

 愛媛県立とべ動物園の皆さん、住鉱テクノリサーチの皆さん、天候の悪い中、急遽場所の変更やそれに伴う準備等ご尽力いただきありがとうございました。天候やコロナ禍の影響で参加者が少なく残念でしたが、来年度は多くの参加者で実際に現場でのフィールドワークができればと思います。本日はご指導ありがとうございました。

 なお、今日の活動の様子は8月1日(月)から放映されるハートネットワークの「ハートレポート」で紹介される予定です。ご覧ください。

  

真谷川で午前中に採集していただいた水生生物を観察しました。

  

 左の写真が来校したニホンイシガメは4匹で、追跡調査の結果が真ん中の写真、右の写真の網にくるまったニホンイシガメは同じ水槽にいる別の一匹と接触しないように網にくるまわれているそうです。