人権・同和教育基礎研修 人権教育講座を開催しました。

2022年6月19日 14時00分

 令和4年6月19日(日)愛媛県人権教育協議会 会長代行の米田孝弘先生をお招きして、船中生と保護者の皆さんに「同和教育で学んだこと」というテーマで講座を開いていただきました。

 講座は①ハンセン病によって隔離された人々に対する差別解消運動について、②中学生の教え子との人間関係を通して取り組んだ部落差別解消運動について、③事故により両手を失っても屈せず身体にハンディキャップをもつ人々への福祉活動に励んだ書画家大石順教尼からの学びについて、の3つの柱から構成されていました。

 よどみのない静かな語り口から、時には熱く、時には優しく、いろいろな感情を込めてお話しいただく中で、蒸し暑さや時間の経過を忘れてしまうほど、中身の濃いお話でした。

 会の最後に、生徒会長からお礼の言葉を述べてもらいました。中学3年生が実直に感じた感想を米田先生にストレートに伝えることができたようです。

 船中生の皆さんは、それぞれの学年の発達段階で違ったことを得られたのではないでしょうか。ただ、共通するのは皆さんの人権意識を更に高めるために、大きな指針を米田先生は与えてくださいました。どのような指針を示していただいたのか、皆さんが感じたことを今日の時間に学んだこととして文字に書き留めておきましょう。そして、これからの船木中学校の生活の中でその学びを深めていきましょう。

 朗報です。米田先生は11月にもう一度、船木中学校にいらっしゃいます。そして、皆さんの授業を見ていただく機会を持ちます。今日のお話からの学びを自分たちの活動にして主張できるように頑張りましょう。今日、暑い中でも輝く瞳で先生を見つめ真剣にお話が聞けた船中生です。次のステップに向けて頑張りましょう。

 プレゼン資料を用意していただきお話いただきました。

  

 3つの話を柱にテーマに迫っていただきました。

 感じたことを先生の目を見てお話しできました。素晴らしい。